繰り上げ返済は、返済期間中にローン残高の一部もしくは全部を返済する方法です。 繰り上げ返済をした場合、その金額のすべてが借り入れ金額の元本に充当されるため、支払利息を大きく抑える事が可能になります。 しかし、方法を間違ってしまうと後の生活設計に大きな狂いが生じてしまいますので、この機会に上手な繰り上げ返済の仕方を知っておきましょう。 繰り上げ返済の方法には2種類あります【返済期間短縮型】 返済期間短縮型は、毎月の返済額は変えずに支払い期間を短縮するという方法です。 返済期間が短縮されますので、支払い総額を大きく抑える事が可能になります。 しかし、お子さんの教育費や急な医療費など、まとまった出費に充当する蓄えがないと、将来の生活資金に不足が生じる恐れがあります。 せっかく繰り上げ返済をしたのに、「さらに金利の高いローンを利用してしまう」という事態になるようでは、繰り上げ返済をする意味がなくなってしまいます。 そのため、返済額にゆとりのある方や、共働きなどによる世帯収入の多い方におすすめの方法です。
返済額軽減型は、支払い期間を変えずに月々の返済額を減らす方法です。 返済期間短縮方を選択した場合に比べると、支払い総額が若干増えてしまいます。 しかし、毎月の返済額が少なくなりますので生活費にゆとりが生まれます。 この浮いた分を貯蓄に回すなどして、お子さんの教育費などに充当することも可能になりますので、育ち盛りのお子さんがおられる世帯はこの方法を選択されるといいでしょう。
繰り上げ返済の手数料について繰り上げ返済には、ほとんどのケースで手数料が必要になります。 (最近では楽天住宅ローン等のように繰り上げ返済手数料無料を打ち出している金融機関もありますが、中には数万円の手数料が必要になる金融機関もあります) そのため手数料の金額をあらかじめ確認し、場合によってはある程度まとめて実施したほうがより効率的になります。 また、こまめに繰り上げ返済を実施していきたいとお考えの方は、住宅ローンの申し込み先を選択する際の判断材料にされるといいでしょう。 【住宅ローン会社人気ランキング】【1位】 住信SBIネット銀行…低金利で長期固定から変動金利まで対応している点で人気。 住信SBIネット銀行の解説ページはこちら 【2位】 新生銀行…手数料が借入額に関わらず一律なことから総支払額でお得になることもあり、人気の銀行。 新生銀行の解説ページはこちら 【3位】 楽天銀行・・楽天銀行のフラット35。手数料の低さと低金利で人気。 【4位】 イオン銀行住宅ローン・・・当初5年・10年固定特別金利キャンペーン実施中! 【5位】 ソニー銀行・・・2011年度オリコン顧客満足度ランキング住宅ローン総合1位(金利、手数料、融資金額、担当者の対応、商品のわかりやすさ、商品の豊富さ、利便性、付帯サービス、信頼性の9部門で第1位)として人気の住宅ローンです。 【6位】 ARUHI・・・フラット35の老舗。フラット35の中でも低金利水準で人気。 |