中古マンションのいいところは、なんといっても新築マンションに比べて価格の割りに立地条件や部屋数の面でめぐまれているということです。 しかし、中古ということは、当然その前に誰かが使っていたものです。 そのため、建築後何年経っているのか?などの情報をチェックする必要があります。 新築マンションと中古マンションの境目は2年新築マンションと中古マンションの境目は2年となっています。 このことは、公庫融資の「新築マンション購入」では、融資条件の一つとして、【建築確認の通知受けたマンションで申込日以前2年以内に完成したものか、工事中の物】となっていることなどからです。 当然のことですが、建築後年数が経過するほど価格は下がります。一般的にねらい目とされるのは、10年後ぐらいの物です。これはなぜかというと、建築後10-12年目ぐらいのマンションというのは、リフレッシュ直前の状態であり、前の所有者の修繕積立金によって大規模な修繕が計画されているといったことなどで、購入するのに大変便利な時期だといえるからです。 次のねらい目は建築後25年以内の物件そして、さらに次のねらい目の年数となるのが、建築後25年以内の物件です。 この理由は、前期の修繕計画のほか、住宅ローンや税金面での優遇措置のためです。 公庫の「リ・ユース住宅購入融資」では、耐火構造または高性能準耐火構造なら建築後25年以内、それ以外の構造では建築後20年以内であることを融資条件にしていますし、公庫以外の「年金住宅融資」「財形住宅融資」においても、建築後25年以内であることが条件のひとつであることからも伺えます。 また、税金面でも「登記免許税の特例(建物を登記するときに軽減される)」や、「不動産所得税の軽減措置」「住宅取得等特別控除」「住宅資金贈与の特例」などが全て建築後25年以内の物件が対象となっています。 【住宅ローン会社比較解説】 |