基準金利適用住宅とは、質の高い住宅を建築する場合に、低い金利で融資が受けられる住宅金融公庫の金利優遇制度です。 住宅金融公庫では、これに当てはまる住居に購入後10年間の金利優遇措置与えています。 これを基準金利といい、床面積が175㎡以下で、快適な住生活がおくれそうな性能を備えた住居(バリアフリー、耐久性、省エネなど)を建設した際に優遇します。 しかし、基準金利を受けるためには、快適な住生活をおくれるような機能や装置が必要ですのでそれらを備え付ける費用などから、その総額は必然的に高いものになります。 そのため、住宅金融公庫ではそうした特別の工事をする際にはさらに割増融資も用意しています。 基準金利適用住宅は、住宅金融公庫のお墨付きということでその性能は高いです。 購入総額は高くなるかもしれないが、修繕費やエネルギー使用費などを考えると得になることも考えられます。 ぜひとも購入しようとしている住宅が基準金利適用住宅かどうかはチェックしたいところです。 バリアフリー機能
高齢者や障害者対応しているかどうかということです。 具体的には、室内の段差が少ないかどうか、階段に手すりはついているかどうか、扉の開口部は広いかどうかなどがあげられます。 つまり、身体機能が低下した状態でも、住みやすい住環境かどうかということがポイントになってきます。 耐久性
基礎や柱といった構造部分の強化や、シロアリ対策などの長期間にわたって強度を保持できる耐久性の高い住宅かどうかが焦点になってきます。 建築物というのはどうしても年月が経てば老朽化してしまうものなので、それらをいかに防ぐことができるかは非常に重要な部分です。 在来木造住宅の場合、耐久性タイプの基準を満たし、性能保証住宅として登録されたものについては、「高耐久性木造住宅割増融資」が受けられ、最長返済期間が25年から30年に延長されます。 省エネ
住まいを断熱化することで、夏は熱の進入を防ぎ、冬は熱が逃げるのを防ぐことが出来ます。 つまり、それだけ暖房や冷房を使う必要が少なくなるわけです。 この様に省エネ性を確保しつつ、より快適に住めるよう配慮された住宅というのが省エネ住宅の基準です。 具体的には、窓やドアなどに断熱性の優れた材料を使ったり、床に定められた厚さの断熱材を施工したりなどです。 【住宅ローン会社比較解説】 |